23Jan
今まで、前任の仕事を引き継いでみて、はじめて大変さが分かったという経験はありませんか?
それまでは同僚の仕事をちょっと軽く見ていた自分を反省してしたりして…。
人の仕事の価値をきちんと評価できるようになると、自然と相手をリスペクトする気持ちが芽生え、助け合いの精神が生まれます。
これと同じことが、わが家でも起こりました。
「おうちサロン」をはじめる前、夫は今ほど家事を手伝ってくれませんでした。でも私が、「おうちサロン」で頑張っている姿を見て、だんだん変わってきたのです。
「お皿洗っておくよ」と率先してやってくれたり、私が食事の支度をしようとしていると、「やろうか」と、代わってくれたりするようになって、今ではむしろ、私の方が夫を頼りにしているくらいです。
慣れない子育て中の私は、夫のことを「外で仕事してればいいなんて、ラクでいいわね」と少しだけ思っていたし、
残業で疲れて帰宅する夫のほうも、私のことを「家にいるだけでいいんだから、ラクだよね」と口には出さないけど、心の中で思っていたのだと思います。
それが、私が「おうちサロン」をはじめるようになってからは、「私が育児をしながら好きを仕事にできるのは夫が支えてくれてるおかげなんだ。
家族を養うのは本当に大変なことなんだ」と心から夫に感謝できるようになったのです。
すると夫のほうも、私を妻としてだけではなく、働く仲間として見てくれるようになり、家事・育児の大変さも分かち合ってくれるようになりました。
ある時こんなことがありました。 その日の「おうちサロンの」仕事終えて、家族で夕ご飯食べていました。
みんなで今日あったことなどを話しながら、気分はすっかりリラックスモード。
そのとき電話の着信メロディーが鳴りました。電話をとると「紹介受けて、これからマッサージに伺いたいのですが」と言う声。
なんと、お客様がそこまでいらしてたのです。頭が混乱して、かなりパニックになりました。
(どうしよう、何から手をつければいいんだろう)でも、お客様が施術を受けにいらした事ちは間違いありません。
すると、「たいへんだ!」と、夫が率先して食卓を片付けはじめてくれたのです。ダイニングテーブルの魔法のように、一瞬できれいにしてくれました。子どもは、遊び途中のおもちゃを大急ぎで隣の部屋へ。
その間に、私はベッドや施術の道具をスタンバイ。
そして夫は、「じゃ、行ってくるよ」と言い残して、子供を連れて近所の家電量販店へ。施術の間、時間を潰してくれるというのです。
こうしていつも通り、何事もなかったかのようにお客様お迎えしたのでした。
このときの一体感はほんとにすごかった。
家族をがっちりと、1つになったんです。このエピソード失敗談ではありますが、「おうちサロン」やっていて良かったと思える、
今でも忘れられない大切な思い出の1つです。
山崎玲美
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