14Feb

「私の家でも 『 おうちサロン 』はできるかな?」 と不安に思う人もいると思います。そこでサロンをスタートする前に、あなたの自宅が開業に適しているかどうかを知っておきましょう。
✴︎開業に適した物件
あなたの家が持ち家の一軒家で、土地付きであれば問題ありません。借家の場合は、契約時の借地の用途の変更が必要になりますので、地主さんに許可を取る必要があります。
分譲マンションは、購入時の契約書に 「住居として使用する」旨の記載がなければ可能です。使用目的が住居専用と明記されていれば、商用使用には使えません。可能な場合でも、管理組合に一言相談してからの方が、トラブルが起こらなくて済むでしょう。またマンションは、看板を出すことが禁止されていることがありますので、これも管理組合に事前に確認しておきましょう。 賃貸のマンションや一軒家の場合は、「 店舗可」 という条件であれば大丈夫です。
✴︎開業が難しい物件
原則、賃借用としているマンションや一軒家での開業は法的にNGです。「住居として使用」 というような文言が書かれているはずです。
ですが、賃貸住宅での開業が絶対に不可能というわけではありません。大家さんの了承を得て賃貸住宅でサロンをやっている人もいます。
最初から諦めずに、まずは大家さんに相談してみてください。「 早朝や夜遅くはNG 」 「玄関に看板などは出さない 」 などの条件は付くかもしれませんが、許可してくれる場合もあります。
たとえ週1〜2日だけ営業するサロンでも、大家さんに無断で営業するのは絶対にやめましょう。また、賃貸サロンを営業する場合は、税金の観点から家賃の一部を経費として計上しておく必要があります。
✴︎ 開業に適した立地
立地については、「 おうちサロン 」は、小規模な兼用住宅(店舗・事務所を兼ねる住宅)なので、どこでもOK。
法的にNG、という場所はありません。アクセスの面では大手サロンに敵わないかもしれませんが、そこは逆手に取って 「隠れ家感」 や 「センス」、「スキル」や「 価格 」で勝負しましょう。
どんな物件でも、周囲の住宅環境を壊さないよう、マナーを守って営業することが大切です。
山崎玲美
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