7Feb

東京都中野区の「パールジェイド」さん
さて、ここでもっと具体的に「おうちサロン」イメージしてもらえるように、今、頑張っている「おうちサロン」を訪ねて、いろいろとお話しを伺ってきました。
まずは、ヨーロッパ仕込みのメディカルエステを提供する東京中野区の「パールジェイド」のオーナーエステティシャン、柴崎知加さんです。
Q.「おうちサロン」をはじめたきっかけはなんですか?
柴崎さん
今から、20年前ほど前のことです。私は大手サロンの店長を経験した後、ハンガリーやフランス、スイスにエステ留学をしました。そこで学んだのが「医療提携のエステティック」でした。ハンガリーもフランスも、大きな店舗で展開しているサロンより、個人経営のサロンの方が多かったのです。
私は「おうちサロン」の原型を欧州で学んだのだと思います。日本にはその当時、医療提携のエステも「おうちサロン」も、あまりありませんでした。だからこそ、「はじめる価値がある!」と思ったのです。
Q.家事と育児「おうちサロン」の両立の工夫は?
柴崎さん
「今、自分が時間を割かないといけない優先順位」をいつも考えています。今は仕事を優先するのか、子供を優先するのか。プライオリティをつけて、行動するようにしているのです。
そんなやり方が良かったのかもしれません。とくに大きな失敗もせずに、家族にも協力してもらいながら、この仕事を続けることができました。サロン経営の利益のことは、はじめから大きなことは考えたりはしませんでした。
お店として利益を出すことを短期で考えず中期的に考えていました。「はじめは、利益は少なくてもいい。長い目でみて、だんだん利益を増やしていけばいい」そんな感覚で、自分に厳しくなりすぎず、コツコツと仕事を続けたのです。 前編
山崎玲美
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